1973年に公開された『谷ナオミ しびれる』は、異性を愛せぬトラウマを抱える女性が運命的な恋に翻弄される官能劇です。主演の谷ナオミは、妖艶な容貌と卓越した演技力で知られ、ピンク映画界の大御所・小川欣也監督と組み、男嫌いな板前の揺れる恋心を熱演しています。鮨屋を営む主人公・お久は、亡父からの虐待により男性不信となり、女性との情事に溺れていましたが、異性とも関係を持つ彼女を目撃し衝撃を受ける中、謎の板前・信吉と出逢います。(nihon-eiga.com) 1970年代は、日本の成人映画が盛況を極めた時代であり、ピンク映画は社会的なタブーを打破する存在として注目を集めていました。『谷ナオミ しびれる』は、その時代背景を色濃く反映した作品であり、谷ナオミと小川欣也監督のタッグが生み出した官能ドラマとして、今なお評価されています。 本作は、1973年に公開された成人映画『いろ包丁』のR-15版であり、後に『谷ナオミ しびれる』というタイトルで再公開されました。(nihon-eiga.com)また、谷ナオミは「初代SMの女王」として知られ、ピンク映画界で多くの作品に出演しています。(pedia.3rd-in.co.jp) 同時期のピンク映画『団鬼六 縄と肌』や『おんなの寝室 好きくらべ』と比較すると、本作はより深い人間ドラマに焦点を当てており、谷ナオミの演技力が際立っています。 谷ナオミは、1948年生まれの女優で、1960年代半ばから1970年代にかけてピンク映画界で活躍しました。特に「初代SMの女王」として知られ、その妖艶な演技と存在感で多くのファンを魅了しました。(pedia.3rd-in.co.jp)